ポルシェ911おゆずりします
ディーノ
2006-11-30-Thu  CATEGORY: 他のクルマ
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#1972年のCG誌上にてポールフレール氏が「私はこの車ほどの高度のハンドリングをもつロードカーを運転したことはないと確信できる」と、そのハンドリングを絶賛している。CGバックナンバー 1972年11月号

ディーノ
3、4日ほど前の雨の降る夜、黒いディーノを見かけました。バス通りをUターンしたがっているようで、ハザードを点けて端に寄せ後続のクルマがとぎれるのを待っていたのです。アイドリングの音からして何らかの非オリジナルのマフラーを入れていることが分かりました。それにしてもこんな雨の日に乗り出すとは・・・。日常使いにディーノなんてなかなか粋ではないか、と思ったのです。 雨であろうとディーノであろうと、乗ると。実に正しい自動車との接し方だと思いました。高価な靴を履いていても水たまりを躊躇せずに通るような潔さとでもいいましょうか。

ディーノの低い車体は本当に美しく、人間的なラインを描いていると思います(レオナルド・フィオラバンティ氏がピニンファリーナのデザインディレクター時代に手がけたフェラーリは、ディーノの他に365GT4デイトナ、365GT4/2+2、365GT4BB、308GTB、288GTO等々美しすぎるクルマの目白押しです)。数年前にあるクラシックカーの走行会で半日ほどデタッチャブルトップのディーノの後ろに付いて走ったことがあるのですが、なかなかどうして安定しているんですよね。走らせると結構なペースをキープしますし。回頭性の良さとかさすがミッドシップだ!と思ったものです。あの低さと重量配分と4輪の配置がよいのでしょうか。ディーノと言えば、アルファロメオの8C、次期マセラッティクーペとの兄弟車として、FRレイアウトでその名が復活するという噂が流れておりましたが、計画がキャンセルされたと言う情報もあるようです。

後ろで野太い排気音が響きました。黒いディーノのドライバー氏はUターンを始めたようです。実にすばらしい音! バス、そしてテノール! さすがフェラーリ! さすがイタリア人! 官能的なことをやらせたら世界一だ!! ドライバー氏は一度の切り返しでターンしたようです。この野太い音はマフラーだけではなくV6ゆえか? と考えている間にディーノは排気音を高めながら接近してきます。私は振り返りません。まもなく横を通り過ぎるから。しかし、音の高まりの割にはまだ来ない。・・・まだ来ない。・・・まだ、あれっ、と思わず振り返ろうとしたところ、傘を差した私の横を通りすぎで行きました。黒いディーノが。自転車みたいな速度で(笑) この音の大きさと高まりと、実際の車速とのあり得ないギャップ。しかも、後ろのタクシーがつかえていたりして。

#信号が赤になることを見越していたからか?
#車速と音の関係って大事ですね(^^ゞ
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